ハウスについて
1ハウス(ケンドラ、ダルマ)
その人自身と身体的特徴、人生全般
象意自分自身を表す、身体的特徴、生来の気質や傾向、性格、精神力、健康 、先天的体質
身体 頭、脳(知能)、顔色、ほくろ、あざ、スタミナ
※ トリコーナハウスも兼ねるため1室の支配星は在住するハウスの良い要素を増大させる。また最も影響力の強い機能的強星の8室の支配星が、1室を同時に支配していると、吉星として機能する。人生全般に影響をもたらします。在住惑星及びラグナロードの状態や在住ハウスはチェック。
2ハウス (マラカ アルタ)
収入や財産(裕福かどうか)、家庭自分の努力による収入、親から得たもの、心の堅実さ、教養、文学、スピーチ、ペットや同居人を含む家族、死
身体 顔、歯、舌、口、鼻、爪、 言語能力、目(右目)
※ 2室、7室に死の象意があるが、2室のほうが7室よりも強力に作用する。
3ハウス (ウパチャヤ カーマ)
未来のためにチャレンジすること
ウパチャカーマ 弟妹、努力、訓練、趣味、メディア、趣味の音楽やダンスや才能、トレーニング、近隣の人、心の安定
身体
腕、肩、耳、右耳、心の不安定
※ ウパチャヤハウスだけど、生来的凶星が在住することは良い。だけど3ハウスに在住する凶星はハードな努力に導くので、楽はできない。
4ハウス (ケンドラ モクシャ)
心の平安 よりどころ ケンドラモクシャ 母親、家庭、不動産、農業、乗り物、医薬品、建築物、支配者からの引き立て、隠された財宝
身体
胸部、胃、心臓、肺。
※ ケンドラハウスの4ハウスに、生来的吉星が在住すると、その惑星は十分な力を発揮するので良い。月と金星は4室に在住すると方角的にはよいが、4室に在住する月は母親にとってはよくない。
5ハウス (トリコーナー ダルマ)
教育、知性、識別能力、子供、恋愛、シュルティやスムリティ。
身体
腹部、胃、心臓、肝臓、心
※シュルティは4つのヴェーダ文献、スムリティはヴェーダを補助する文法学や韻律学、祭式、法典、叙事詩など。
6ハウス (ドシュタナ アルタ)
ケガや病気、負債、奉仕の仕方、 勝てる敵、争い、病気、競争、雇われ、奉仕、富の蓄積、スポーツ、冒険、父親の仕事
身体
腹部、腸、粘膜系のもの
※ ウパチャヤハウスも兼ねるため生来的吉星が在住することは良い。努力と競争によって達成するハウス。
7ハウス (ケンドラ、マラカ)
人間関係、 配偶者、結婚、パートナー、対人関係、ビジネスパートナー、不倫、愛人、外国、海外移住、祖父、死
身体
泌尿器、生殖器
※ 生来的吉星が入るといい。土星は方角の強さを得る。
8ハウス (ドシュタナ、モクシャ)
カルマの結果
結婚後の生活、配偶者の両親、勝てない敵、苦悩、障害、不名誉、困難な道、研究、寿命、病気、遺産、予期しない相続
身体
慢性病、外部性器
※ 幸運を失うハウス。そのため8ハウスの支配星は、最も影響力の大きい機能的凶星として扱われる。
この部屋に品位の高い惑星が一定条件で在住していると、研究者として偉大な功績を残す例もある。
9ハウス(トリコーナ、ダルマ)
学ぶ事、教える事、父親(家庭での)、精神性における傾向、献身、宗教、メンター、高度な教育、倫理、幸運、海外
身体
腰、腿
※ 幸運のハウスなので、このハウスがよければホロスコープ全体の運気も良くなります。
10ハウス(ケンドラ、アルタ)
職業、公の場で役立つ活動 社会での父親、上司、天職、社会的地位、世間の評判、名誉、威厳、個人の達成
身体
大腿骨、膝
※ このハウスに生来的吉星が在住すると、その惑星は十分な力を発揮できるのでよい。火星と太陽は方角の強さを得るので良い。また生来的凶星が在住する場合、ウパチャヤハウスでもあるので、苦労の後で達成が望める。
11ハウス(ウパチャ、カーマ)
自分が望むステージ 、あらゆる種類の利益、兄姉、収入、賞賛、サークル、社会的評価、願望成就、利益度外視の活動(NPO的な)、病気からの回復
身体
すね、右耳
※ 凶ハウスでウパチャヤハウスなので生来的凶星が在住することは良い。努力と競争によって達成するハウス。
12ハウス(ドシュタナ、モクシャ)
損失、外国、解脱、手放すもの、隠れた敵、秘密の場所、精神世界、出費、ベッド
身体
左耳、足首
※ 宗教的には出家修行者という意味もある。ベッドは休息、性的関係、秘密の象徴